【dots】Weekly Newsletter Vol.3

■ ビジネス用メタバースを目指すAllseatedが$15Mを調達

イベントプラットフォームHopinに3Dバーチャル空間をかけ合わせたようなサービスAllseatedが$15Mの調達を発表しました。引き続きリモートを前提とした新しい生活様式に向けたサービスが様々な切り口で出てきています。ただ、普段oViceを使っていると３Dにするメリットは何だろうか、むしろアバターが移動しづらいのではないかと思ったりもしました。（筆者はoViceの初期投資家でコメントにバイアスがかかっている可能性もありますw）

■ ロンドンのP2PファッションレンタルサービスByRotationが$3Mのシード調達

ファッションレンタルサービスはいくつかあると思いますが、こちら完全にP2Pでの貸し借りを行うサービスです。サイトを覗くとやはりドレスやバッグ等使用頻度は少ないが購入すると単価が高いものが多く扱われている印象です。お財布にも環境にも優しいサービスのようです。

■ 弱いプロダクトマネジメントの7つの特徴

昨年の記事ですがtwitterで先日見かけたのでご紹介。私もPMや新規事業企画に従事していたことがあるので、"顧客の課題より機能に意識がいきがち"、"既定スケジュール優先しがち"などなどありがちだよなぁと共感しました。プロダクト開発に携わるPM/En/Deや起業家の方々にオススメです。

■ バリュープロボジションについて

今週起業家・起業準備中の方々と面談する中で、"誰のどんな課題を解決するのか"について議論させて頂くことが続いたので、その大切さを大変素晴らしくまとめられている記事のご紹介です。強いバリュープロポジションがあるかどうかがPMFの試金石とも。

■ 君のプロダクトは「誰の」「どんな課題」を解決しているのか？ | ユーザーインタビューの必要性

あわせて、バリュープロポジション策定に役立つ初期のユーザーインタビューの方法についてもご紹介です。シードアクセラレーターOpen Network Labでも上記7つの質問に明瞭に答えられるアイデアが良いアイデアであると考えています。

先週のニュースレターで紹介したFirstbase(在宅ワークの環境整備支援)と類似サービスを提供するリモートHQさんが昨日資金調達を発表されてました。
注目していたサービスが日本でも立ち上がり嬉しい一方で、本ニュースレターの事業案は海外のシリーズBまでの調達事例を参考にすることが多いのですが(ミドルステージ以降の調達ニュースを見てから日本に持って来るのは遅いかなという意図)、タイムマシンの時差が縮んでいるなと改めて思ったりもしました。

起業や資金調達についてのご相談はお気軽にtwitterからDMください！
それでは次回のニュースレター配信でまたお会いしましょう！