【dots】Weekly Newsletter Vol.2
シードアーリーステージの主にC向けサービスを中心に投資するVCで働くキャピタリストのニュースレターです。
今週の事業アイデア
ハリケーンや洪水、火事で破壊された住宅再建をスピードアップするためのレンディングツールCaptainが$4Mのシード調達、$1億ドルのデット調達を完了しステルスモードを抜けビジネスを加速しています。地震の多い日本でもユースケースがありそうですね。
新しくサービスに登録する際に求められるメールアドレスや電話番号を瞬時に生成できるサービスCloakedがシリーズAで$25Mを調達。仕事柄、試しにアカウント作成してみることも多く、個人的にも良いなと思いました。
Firstbaseが昨年a16zをリードとするシリーズAから11ヶ月程を経て、KleinerperkinsがリードするシリーズBで$50Mを調達しました。やはり大きな流れに乗っているスタートアップは急激に伸びますね。これまで当たり前にオフィス出社を前提にしていた領域は追い風が続いています。
今期は414社が参加していたようです。参加企業はこちらのリンクより見ることができます。産業やビジネスモデルで絞れるので気になる分野だけささっと見ることもできます。個人的に衝撃zだったサービスは「Azuki」日本の漫画のサブスクサービス。さすがにこの領域は日本の企業に頑張ってほしい...!
Web3でのクリエイタープラットフォームについて紹介されています。2022年に既にSpotter、Linktree、Domestikaの三つのユニコーンが生まれている領域ですが、Web3で新しいクリエイターとファンの関係作りや新しい収益化の機会などまだまだチャンスがありそうです。
マーケティング
こちらは今週のニュースではなくしばらく前の記事ですが、"起業家・起業準備中の方々に向けて"ヒントとなる情報を載せるニュースレターなのでご紹介。どこも泥臭く直接ユーザーと話しているところが印象的です。仮説検証中の皆さんは是非参考にしてみてください。
ファイナンス
海外でいくつか選考事例がある"レベニュー・ベースド・ファイナンス(RBF)"サービスが日本でも登場しました。エクイティが主な資金調達手段となっているスタートアップ業界に新しい選択肢が広まるか注目です。
昨日3/31をもってTechCrunch Japanの更新が停止しました。TC Japanを惜しむツイートを見て、ちょうど入れ違いに始まったこのニュースレターも(恐ろしく微力ですが)改めて少しでも日本の起業家・起業準備中の皆さんに役立つものにできればと思いました。
起業や資金調達についてのご相談はお気軽にtwitterからDMください!
それでは次回のニュースレター配信でまたお会いしましょう!
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